SEが転職した話。〜準備編〜
こんばんは、まっすです。
SE12年目です。
夏に転職しました。
なぜ転職したのか。
何が不満だったのか。
何がやりたいのか。
何を使ったのか。
どのような試験だったのか。
どれくらいで転職したのか。
などなど、自分の整理も含めて
まとめようと思います。
自分の経験が役に立てばと思います。
準備編がお済みの方は。
■自己紹介。
30代前半のウェブ系エンジニアです。
職業遷移:IT系専門学校→中小Sier→社内SE→パッケージ開発SE(Now!)
メインな技術:Java(11年), Oracle(11年)←年数あやふや。
※Sierとして働いたことで少し触ったという技術が山ほどあります。
多すぎて書くのをやめました。メインだと言える技術でもないし。
要件定義から運用・保守までなんでもやりました。
■会社への不満。
まぁ、よくある理由です。
「管理や要件定義メインの業務が嫌になったから。」
年数が増してくごとに、
開発から離れて要件定義やメンバー管理がメインになってきました。
やっぱり、作るのは楽しい。ずっと作っていたい。
まっす :お給料、安くなってもいいから開発させて!
上司 :ダメ!管理や!
まっす :嫌や!
上司 :了解や!
ってことで、転職に至りました。
実際には、話し合い期間が半年あり、
人事部長、開発部長との面接を何度か受けたりもしました。
今はSEが枯渇しているからねぇ。(遠い目)
■やりたいこと。
開発をメインでやりたいと思いました。
目指せ、ITスペシャリスト!
自社製品やサービスを運用保守しながら、
どんどん新しく使いやすくしていうことに憧れていました。
プラス、社内SEのように開発以外の業務の比率が少ないところが良いと思っていました。
ウェブサービスベンチャーの、
フロアがおしゃれで明るくて、福利厚生が整ってて。
という会社に憧れていました。
■何が必要か。
実際に本気で転職活動を始めたのは、
転職した半年前です。
※辞めたいと言った頃から。
本気でというのは、転職サイトには登録していて、
情報収集だけはやっていたという意味です。
情報は大事、転職しなくてもサイトにはすぐに登録しました。
色々な準備が必要ですが、
一番時間を使ったのは自分を見つめ直すことでした。
簡単にいうと、
何がやりたいのか。
→がっつり開発に入りたい。
→どんな?
→BtoCのサービスやパッケージの開発。
どうなりたいか。
→いつまでも実装に携わりたい。
などなど、回答に疑問を返して問い詰めて行きました。
今の自分の気持ちを起点に以下をまとめました。
■自分の整理。
・自己PR
・転職理由
この辺は定番です。
■自己PR。
自分の職務経歴から、
携わった期間が長いプロジェクトや面白かったプロジェクトで、
どういうことをやったかを、少し脚色しました。
(例)
社内のメンバーを数名連れて、リーダーとして常駐しました!
とか。
他社さんも入っていた現場でしたが、自分が架け橋となって動きました!
とか。
■転職理由
絶対聞かれます。
面接を受けた会社ほとんどが聞いてきました。
そりゃそうでしょ、FIT and GAPってやつです。
志望した人が本当にやりたい仕事を会社が提供できるか。
そして、会社側も本当に必要としている人財か。
経験値やスキルだけで採用されることはありません。(ほぼ)
いや、かなり大事ですが、
最終的には「これから会社と自分がどうなりたいか」が、どれくらい一緒か。
自分は今回の転職先の希望に、
パッケージ開発・ウェブサービス開発
を、行なっているところを選んで活動をしました。
そこを踏まえて、
Sier→社内SEの転職理由は、
・Sierで現場がコロコロ変わるのが嫌だった。
・1つのシステムを長いスパンをかけて良くしていくことをしたかった。
・Sierの時はBtoBの仕事が多かった。BtoCの仕事をして、お客様から反響をもらいたい。
という理由でした。
次に、
社内SEからの転職理由は、
・要件定義と管理メインの仕事で開発ができない。
・技術を追っていきたい。
という理由でした。
絶対に、
今、どのような不満があって、
次にどうなりたいかをいうことが大事です。
前向きに!
※嘘でもいいんです。
最終的に自分が頑張って現実にできそうなことであれば、
多少嘘ついても良いと思います。
求めている質問に対しての答えを準備する。
まず、相手にその準備の手間をかけるという誠意を見せてください。
中身ではなく、礼儀から入ることを中心に考えると、
転職理由が考えやすくなるのではないかと思います。
個人的に避けた理由。
・給料が安い。
・仕事がきつい。
給料が安くて転職したいという方もいるかと思います。
正直、お金や労働環境は大事ですが、
他にもたくさん理由があるのなら、
別の理由で前向きな理由を選んでください。
■ツール作成。
・転職サイト登録
以下のサイトに登録し、レジュメをなるべく細かく書きました。
・GREEN
・リクナビネクスト
・Wantedly
・TechStar
・BizReach
・Vorkers
何度でも言いますよ、手間を惜しんだら負けです。
最初は、手に入る情報は多いほうがいいだろう!という簡単な思いつきで、
たくさん登録しました。
最終的な使い方として、
・GREEN
求人情報を見る。採用担当とのやりとり。
IT/Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreen(グリーン)
・Wantedly
行きたい会社の中にどういう人がいるかを知る。
・Vorkers
その会社にいる or いた人がどういう評価をつけているかが分かる。
※情報を全て鵜呑みにしてはいけません。
参考程度に確認して、あとは直接話を聞くか試験を受けてください。
想像と現実ではかなり違います。
複数のサイトを使うのが意外とよかった。
あっちのサイトにはあっても、こっちのサイトにはない。
なんて情報もたくさんありました。
一番お世話になったのはGREENさん!!
本当にお世話になった。
活動中は1日に10回くらいGREEN内のメッセージを使って、
企業とやり取りをしていました。
きになる会社があったら、とりあえず調べ尽くしてください。
後悔しないために。
※お金に余裕があるのなら、各サービスの有料会員になってください。
私はお金に余裕がなかったけれど、なりました。
ちょっとの負担で未来が良くなるのなら使わない手はないです。
■履歴書系。
何度でも言いますよ、手間を惜しんだら負けです。
やっぱり大事。履歴書。
自分は下記を準備しました。
・ウェブ版履歴書
→ネットで拾ったエクセルのテンプレートを使いました。
応募する際にウェブ版履歴書が必要だと言われます。
なので、送る会社に合わせた内容に少し変更して送っていました。
基本的にはEXCELベースの履歴書のはずなので、
PDF化して送りました。
履歴書はこちらを使わせていただきました。
・ウェブ版職務経歴書
→こちらもネットで拾ったエクセルのテンプレートに内容を書きました。
Sier時の経験PJが多すぎて書ききれないので、抜粋して書きました。
※官公庁案件や銀行系は目を引きつけます。
きっちりと仕事をしたという印象がつくのではないかと予想しています。
実際に面接でもその説明をしたことで明らかに印象が変わりました。
職務経歴書はこちらを使わせていただきました。
・紙の履歴書
→いまどき紙?ないでしょ笑
いや、あるんです。ちゃんと書きましょう。
そして、絶対5回以上失敗をします。
※絶対は言い過ぎですが、失敗はします。
たくさん履歴書を買いましょう。
丁寧に書きましょう。
自分は字がすごく下手ですが、上手と丁寧は違います。
気持ちをこめましょう。一枚一枚に。
妥協した分だけ、受かる確率が減っています。
志望動機と通勤時間を未記入にし、
それ以外を埋めた履歴書をたくさん準備しました。
会社を選んだらその会社にあった志望動機や通勤時間を書きました。
肝心の履歴書とペン!
私はこのセットを買いました。
ボールペン
履歴書
履歴書セット
シンプルイズベスト!
・紙の職務経歴書
これは、ウェブ版の経歴書を印刷カラーで印刷しました。
これも会社ごとに内容を変えています。
これで準備は完了!
あとは動くのみ!!!
活動編へ。