Make haste slowly.

技術的なこと、気になる物、買った物など。

SEが転職した話。〜活動編〜

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こんばんは、まっすです。

いよいよ活動編です。

 

前フリが、とーっても長くなってしまいました。
転職って本当に力を使いますよね。
重い腰を上げないと。

 

準備編。

augustus-mash.hatenablog.com

 

 

■現職との兼ね合い。

転職前は9時出勤〜18時退勤の一般的なところでした。
でも、システム部としてやりたいことは常々たくさんある。

 

なので、毎日平均で2時間ほど残業しており、
定時帰りがなかなかありませんでした。
家には家族がいます。

 

会社に辞めることを伝えているとは言え、
同期や先輩、部下には転職活動は知られたくないものです。

 

なので、仕事の仕方はなるべく変えず、
平日の深夜や休みの早朝にツールの準備を進めました。

サイト上のやりとりは、通勤時間や仕事中でも携帯でできます。

 

■話をきく。

これは、自分が企業のことをもっと知りたい時にすごく役に立ちます。
合うところに入らないと不幸になるだけです。

 

やりとり方法

・チャット式
→LINEのように、チャットルームがあって、
採用担当者の発言と自分の発言がわかる形。

 

・メール式
→サイト内のメールを使って、1個1個やりとりする形。

 

断然、チャット式が楽です。
毎回、かしこまった挨拶もいらないですし。
前のやりとり内容もすぐにわかります。

 

最近できた転職サイトはほとんどがチャット式です。
迷わず、フランクに発言してほしいです。

 

日にちの決定。

 

よくあるのが、
話を聞きたいと伝えた会社様から
「○日の週、10時〜20時の可能な時間で。
候補を三つほど教えてください!」
と言われます。

 

最近は、(昔から?)現職の拘束時間のことを考えてくれていて、
終業後でも話ができるように気を遣ってくれます。

 

曖昧だと相手も困るので、
自分が可能な時間を遠慮せずに言いましょう

 

私の失敗ですが、
相手の会社のことを変に気遣って、
19時以降ならいつでも!と数社に同じタイミングで送りました。

 

結果、2つの会社から同じ時間帯にすることとなってしまい、
片方をずらす手間となってしまいました。

 

会社側は指定されたほうがむしろ好都合なので、
被らないようにちゃんと指定しましょう。

 

服装について。


会社によりけりですが、
サイトでやりとりをする中で、相手から指定があります。
・私服でもよい。
・スーツを希望。
・ビジネスカジュアルで。

 

指定がない場合は、私はスーツで行きました。
面談ですが、0.5次面接だと思って。

私が受けたところは、ビジネスカジュアルOKなところがほとんどでした。

 

季節は春。
私は、
白のカッターシャツ
ネイビーのカーディガン。
ベージュのチノパン。
を着て行きました。
サイズぴったりのもの。

 

もちろん、派手すぎず、誠意や清潔感が伝わりそうな格好を心がけて。
話をきく段階でも、スーツ必須のところもありますので注意してください。
散髪、爪はマストです。


いざ、話をきく。

 
開始時間の5分ほど前に会社のインターホンを押すようにしました。

 

決まり文句
「本日、中途採用の面談に参りました。まっすです。」

 

面談がミソです。
面接だったら、1次面接、1次試験と言えます。

たまに、面談のつもりが1次試験が始まることもあります。
基本的に面談が始まる直前で担当者から「今日は話を聞きたいということで。」のような流れになります。

 

もし、情報が行き違いになり試験になってしまっていたら、正直に伝えましょう。
面談と1次試験では会社側は準備するものがかなり違います。

 

なるべく、会社側が無駄な時間を使わないように、
勇気を出してください。

そこで、
あれ?面談なの?なーんだ!期待して損した!
とは思われません。
言わずに黙って受ける方が失礼です。


自分が聞いた内容。
・いくつのPJが動いているか。
・PJの立ち上がり方。
・平均稼働時間。
・障害発生時の復旧方法。
・評価制度。
アサインのされ方。
・最近、中途で入った人はいるか。
・PJの専属かマルチか。
・待遇の上がり方。

などなどを聞きました。

 

解決したい疑問を、
全てきいた方が良いです。

そして、論理的に落ち着いて。
回答に不満があったら突っ込んで聞いてください。
勘違いで入社されても会社に迷惑をかけるだけです。

 

私は、20社ほど話を聞きました。
ほとんどの会社は思った以上にフランクでした。

 

■採用試験。

 

面接。
いざ、採用試験です。

 

面接の流れは大きく3つに分けられます。
・最初から技術的なことをガンガン聞く。
・最初は転職の背景だけを、2次以降で技術的な話を。
・しょっぱなから条件を提示され、OKであれば入社確定となる。

 

最初から技術的なことをガンガン聞く。

 

これが一番多かった!!

やっぱりキャリア採用だからですかね。
いきなり自分がやって来たことと何がやりたいかを
深く説明してほしいと言われます。

 

私は、
・専門学校を出たこと。
Sierでやったこと。
Sier時のアピールポイント。
Sierをなぜ辞めたか。
・社内SEでやったこと。
・社内SE時のアピールポイント。
・社内SEをなぜ辞めたいか。
・面接を受けている会社をなぜ受けたいか。

 

というのを、アピールをしすぎないように注意して、
説明しました。

 

あとは、出来る技術や出来ない技術。
やったこと、やってないことを詳細にすり合わせる感じです。
やったことないけど出来そうなことは、やれると言いました。
やったことないし、想像出来ないことは、正直にやったことないと言いました。

 

最初は転職の背景だけを、2次以降で技術的な話を。

 

ザ・面接!という感じです。


最初は人事担当者が面接官で、
転職の背景や人間性を見られます。

準備した自己PRや転職理由を、
ゆっくり説明しました。

 

この場合、2,3次面接で、
技術的なことをがっつり聞かれます。

 

しょっぱなから条件を提示され、OKであれば入社確定となる。

 

ほとんどないですが!
数社あったので。

 

まず経歴の説明をします。

 

そのあと、入社後に直属の上司となる人と質疑応答をして、

 

「後で内定の書類を送るから、
問題なければ、その旨、返信ほしい」


と言われるパターン!!!

 

正直、びっくりします。
よっぽど、人がほしいのか、
よっぽど、人となりを判断する力があるのか。

 

しかし、残念なことに、
即採用されるような出来る人間なんだな俺は。と。

思い上がります。


■技術試験。

 

この業界だと珍しくない技術試験です。

 

どういうものを受けたかというと、

・簡単なプログラムを作成する。
・すでに完成されたプログラムのリファクタリングを行う。
・すでに完成されたプログラムのテストコードを作成する。
・日本語の論理的な問題が出題され、当てはまるものを選択する。

 

※言語について。

自分が使える言語で良いと言ってくれる時もあれば、

言語限定の場合もあります。

まぁ、言語の情報は求人情報でほとんど書かれているので、

全く知らない言語が出てくることはほとんど無いと思います! 

 

試験の受け方も様々で、


試験官が見ているところで、大きなスクリーンにプログラムを書くものもあれば、
メアドに送付された問題を回答して、送り返すというものもあります。
単刀直入に、どれくらい組めるかを見極めるためのものになります。

 

言い訳ですが、自分はその時、要件定義と管理メインの業務で、

プログラムから離れていたので、
いい成績ではありませんでした←

 

そんなのが、開発者になりたい!

なんて説得力のかけらもないですね。

 

■筆記試験。

 

性格診断の試験が1社だけありました。

 


(性格は)1度決めたら曲げないほうだ。

すごく思う。
そう思う。
どちらでもない。
思わない。
全く思わない。

 

こんな質問をたくさんされます。
準備はしなくて良いです。

素直に受けて落ちたら縁がなかったということで!

 

■最終試験〜内定をもらう間。

 

一番ドキドキする期間です。
まだもらえてない以上、転職活動を辞めるわけにもいかないし。

 

私は、最終面接で感触が良くても、
受けたい所は全部受けました。
選択肢は多い方がいいし、内定をもらったからと活動を辞めると、
不幸な結果に繋がる可能性が高くなります。


■決め手。

 

最終的には、4社から内定を頂き、
第一に業務内容、第二に年収の順で一番理想に近い所を選び、
今、そこにお世話になっています。


自分の場合、次が決まっていないのに前職の会社に退職を伝えたので、
プレッシャーもあり、お金の心配もあり、忙しさに疲れるのもあり、
本当にしんどかったです。

 

やっぱり、決めて辞めるのが一番精神的に楽ですね。
わかっていましたが、いろいろあって先に伝えてしまいました。

 

その代わり、退職直前の1ヶ月は有休消化でお休みだったので、
そこでたくさん活動ができてよかったです。

皆さんは、ゆとりのある転職計画を!!

 

■活動後。

 

今は念願の開発者に戻ることができ、
割と落ち着いた現場なので、家で物作りの時間を取ることもできています。

全部、辛いことに向き合って転職活動したおかげです。

年収も50万ほど上がりました。

 

みなさま、不幸な転職をしないように。
会社も自分も不幸になります。

 

 

まとめてみると、長すぎる!!
添削したつもりですが長くなってしまいました。

 


頑張ってください!!